blue_tear
6話
そして学校生活から一週間が経とうとしていた

あの男の先生はやっぱり芽衣の体育の先生だったらしく

芽衣は

「アイツ、ハムスターみたいな笑い方だよw」

とか笑いながら俺に語りかけてた

あの先生朝何時も門に立って挨拶してるけど

そんな笑ったとこは見たことないし

私には関係無かったから

「へぇ、そうなんだ(笑)今度見てみたいかもw」

そう返して違う話を始めた

はっきり言って興味ないしね

まぁ…ハムスターみたいに笑うのは見てみたかったりするのだけど←

「そういえばもう少しで体育祭だね!芽衣は何やるか決めた?」

「何にも決めてないなぁ。姉ちゃんは?」

え …私かぁ

「んー…100m走かな。直ぐ終わるし」


うわ!最低やんとか聞こえたけど

そこはスルーで←

「だいたい芽衣何するか決めてもいないのに言われたくないなぁ」

とか上から目線で言ったら

「…は?だから何」

…また冷たく返されて

何にもないですとしか言い用がなかったのでそう言ったら

( ・´ー・`)みたいな顔をされてしまった

もうなんなんだよ…!

「姉ちゃんって委員会入った?」

「うん…保健委員だよ!」

と言ったらぷッとか笑われて

「可哀想(笑)委員会入ってる奴は体育祭の準備とか後片付けあるもんね」 

…あああああ!!!

わ、忘れてた、そういえばあったわ

くそう、入るんじゃなかった

「…え、何?まさかだけど忘れてた?」

………

暫くしてコクっと頷くと

下品な笑い声が聞こえた

「ぷッ…あっははは!ばーかwご愁傷さま!」

「う、五月蝿い!!」

もう、本当にいやや‥!!

その日私は委員会に入った事をとても後悔した


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