暖かい手は、私だけの……………/完

"今日は、いつもより断トツで可愛いね。"


"ありがとう。うれしい!"



わたしは、今日のために化粧を勉強して、
しっかりと肌の管理をしていた。



やっぱり、褒められると思わずにやけてしまう






彼をみると、なぜか顔を赤らめていた…






"じゃあ、行こうか。"





と言って、小さなわたしの手を大きな手で包みこんで、白い景色のなかキラキラ光る街の中へ、消えていった……………………
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