Assassin-暗殺者-


朝、起きると外で、声がした。
扉を、開けてみると、

アルカとおなじくらいの歳の子や、

歳上や、歳下がみんな仲良く遊んで
いた。


見つめていると、ひなこが、声をかけて
きた。

「アルカちゃん一緒に遊ぼう・・・ね。」
アルカは、周りを見て


「いや・・・ここにいる。
 一人にして。」


「え?・・そう・・そうよね
 ごめんなさい。」


ひなこは少しおどおどして、いってし
まった。

(私は、捨てられたあいつらは、私を
捨てたんだ。)

アルカはだんだんと、人を信じなくなり、
ついには話さなくなった。

そして
(どうせあいつらも私を嫌がっている)
という思いが、出てきた。

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