名前も知らない君を

再会


傘をさしながら、
バス停までの道のりを歩く。


「雨、止んでほしいな~。」
そんな思いとは裏腹に、
傘をさしていても濡れてしまうほど、
雨は激しさを増している。



バス停に到着したものの、
雨で混んでいるのか、バスはなかなか到着しない。
しばらくバス停で待たされる。







遅れること5分、
バスが到着しほっとしたのも束の間、
やはり込み合っている車内。



意をけっして、乗り込む。


< 11 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop