゛クウソウ カノジョ゛
「薫に・・・会いたくなって」


そう言ったら、
君はやっぱり少し
驚いたような顔して、



「へんなの・・・
海都じゃないみたい。
明日学校だから会えるのに」



って笑いながら言った。






あんまり見せないその笑顔が、
あまりにもかわいすぎて、


俺は目の前の彼女を
きつくぎゅっと抱きしめた。




「な・・・・何すんのよっ」



あーなんかいい香りがする。

やべ、変態っぽいな。笑




「いいじゃん、
付き合ってるんだし。」



「そ、それはそうだけど。
付き合ってるからって、
勝手にしないで
相手の気持ち
聞いてからにしなさいよ!」



おもしれーなー・・・・


意地悪してやりたくなったな・・・




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