秘密警察は、ヤンキー少女と天然超能力者の上でドSに微笑むの知っているか?
「ええええええ。鈴白さん、何やってんの?!」
突然聞こえた声に驚きつつ、声の主を見る。
学ランに、やはりメガネ。
ここは、メガネの国なのか?
「誰だてめぇ。」
「僕?イオリ。」
「……悪い。自分から名乗るべきだよな。俺、望月茉莉だ。」
ヤーさんに言ってたくせに、自分で忘れるのは、無いよな。
「マツリちゃん?君が?」
「ああ、茉莉だけど……何?」
なんか、想像してたのと違う答えが返ってきた。
「取り敢えず、縄解くよ。鈴白さんがごめんね。」
「お、おう。さんきゅ。ところでさ、鈴白ってだれ?お前、瓶底の仲間?」
「え、瓶「そーだ。コイツ仲間。」」
イオリの声を遮るようにして、現れたのは
「誰だてめぇ。」
「瓶底眼鏡野郎だ。」