秘密警察は、ヤンキー少女と天然超能力者の上でドSに微笑むの知っているか?
なら、「できる物ならやってみろよ」とばかりに俺は鈴白にスマホを投げつけた。
ちなみにちゃーんと通話画面にしてある。
スピーカーモードという最先端技術も搭載してるぜ☆
ガチャ
「もしもーし、麗佳でーす♡茉莉ちゃん?」
あー……スピーカーモードにしたの、俺だけど恥ずかしーなー。うん。
元No.1ホステスで今はファッション業界でシャチョーをしている母さん、名前は麗佳。
ちょっとハイテンションな方だ。
「麗佳、俺。」
「もしかしてその声……鈴白っ?」
「なーんーでー知り合い?!」
「あっ、茉莉ちゃん。」
俺の声に気づいた母さん。
「母さん!助けて!!俺今この鈴白って人に捕まって……「鈴白はねー、麗佳の幼なじみの弟なのっ。
いっつも三人で遊んでてねー。あっ、そうそう。無職だった父さんにも仕事くれたのよ。」
母さん、話を聞け!!
ついでに言うと、
「その仕事きーけーんーーー!!」
「おい、麗佳。メグリ第二師団に、望月茉莉を入団させても構わないかー?」
「あー、うんうん、構わないわよー。」
「だめだって!構ってってー!!」
だめだ、俺の母さん。