好き、ただそれだけで。



「へ、返信しよう…!」



私は震える指をなんとか動かす。



『行くよ〜!梶原は?』



送信した後もまだ指は震える。


私は大きく深呼吸をした。



だって、そうしないと…緊張で潰れてしまいそうだったから。



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