22時、コンビニで
「なっちゃんが謝ることじゃないよ…」



「ううん、私…ね…」



なっちゃんが顔をあげた…おそらく『秋田裕信』との関係を打ち明けようとしたのだろう…。



「…何も聞かないし、何も言わない…」



「でも私、隼人くんを裏切るようなこと…してしまったのよ…?」



「悪いのは、オレ」



なっちゃんは、人目も気にせず、泣き出した。



「家、帰ろ?」



「うん…」



< 11 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop