一口チョコレート

「すきだ。ばか、」



夏特有の生ぬるい風に吹かれて
呟いた声はきっと聞こえない。


不幸しか起こらない。

そんなわたしの人生。

諦めかけていた。

そんなとき出会った一人の少年。






何かが動き出す。
そんな予感がした。






海(一話) 終わり

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