たとえこの声が誰にも届かないものだとしても
暗闇に落とされた瞬間 君の笑顔が見えた 見慣れたいつもの笑顔だった
青空なんて僕には似合わないけど君には茜色の空がよく似合う
汚れた僕を救ってくれたのは君だった
雨しか似合わない僕は千切れた切符握り締めてあの場所へと向かう
たどり着くことがないと知って僕は向かう

明日になれば何かが変わると知って 逃げるように夢に落ちた
変わることがないってわかっていたのに僕は夢を見た
夢の中では笑いあえる それがつらかった

暗闇から見えた 君の横顔は
涙なんて似合わない素敵なものだった
だからもう一度這い出して暗闇になんてさよならするよ
だから僕は今君の笑顔を手に入れる場所へ向かう
たどり着くことがないと知って僕は向かう
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