月城生徒会の正義


「そう言う雪奏もだぞ?」…え?下を見ると裸の私。

シーツを引ったくり、シーツで私の体を包むと服を持ち、浴室へ向かった

「良いながめだったのに…」そんな颯斗の声が聞こえたが無視した。

急いでシャワーを浴びてると鏡にちょうど鎖骨の上にキスマークが。…颯斗~!

ガチャっと聞こえ、振り向くと颯斗が。あわあわと口をぱくぱくしている私に

「一緒に入らないと時間、間に合わないぞ。」と言った。

「私、上がるから!」そう言うと腕を掴まれ

「ちゃんと温まれ。中途半端だと風邪引くぞ?」そう言われて渋々残った。

シャワーから上がり、颯斗に

「キスマーク、付けないでよ。恥ずかしいじゃない。」そう言うとニヤリと笑い

「人の事言えないぞ。ほら。」私に首元を見せるとキスマークが。

「雪奏も俺に残すんだよ。」と襟元を戻しながら言った。…顔が熱い…

「さっさと行くぞ」そう言い、レストランに向かった。
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