月城生徒会の正義

何とか自分を抑え

「寝るぞ?…まだ、本調子じゃないなら、休むのが一番だから。」と言った。
ベットに連れて行き、雪奏を抱き締めて横になると雪奏が

「颯斗の心臓の音って落ち着く…」と俺の胸に耳を押し当てて言った。

なんかハズいな…。雪奏の目がトロンとして来て、雪奏の頭を撫でながら

「おやすみ、雪奏。」と言ったら

「うん…おやすみ…」と雪奏は目を閉じた。

…やっぱり、まだ本調子じゃあ無いんだ。寝つきがかなり早かった。…ムリするなよ?雪奏。と心の中で呟いて目を閉じた。

ー翌日ー

ほぼ復活した雪奏と俺で、時宮家に行った。

…ふぅ。マスコミは居ないみたいだ。

荷物を置いて家にいた鈴美さんと少し話してから風の最高位の練習がはじまった。

丸1日使って1枚の真空刃と風舞の同時進行は出来るようになったけど、だるさが半端無い。

取りあえず疲労だけ無くして貰ってから、家に帰ると、直ぐに寝てしまった。
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