月城生徒会の正義
対魔物対策課
微かな光明
2期中間試験が終わり、11月の終わりにある3年生の部活動引退式の話し合いで、生徒会メンバーは生徒会室にいた。
私たちの力を知っても生徒、教師陣、PTAは口出しをしなかった。…一人を除いて。生徒会顧問の鈴木先生。…言わなかった理由を言って納得してもらったけど。
「演出をどうする?」さくら先輩が言うけど、良い案が見つからない。
一向に進まない会議の沈黙を破ったのは私のスマホだった。
「…あ、すみません。私です。」と言ってからスマホにはお父さんの表示。出てみると
「…もしもし。お父さん、どうしたの?」
『あぁ。対策課の事が決まったから電話したんだが、皆はいるか?』とお父さん。
「居るよ。…ちょっと待ってね。」とスピーカーモードにして皆が聞こえる様にしてから、
「良いよ。」と言った
『皆、冬哉だけど、聞こえるかい?ニュースでやっていた対魔物対策課の事で話したいんだが、良いかい?』とお父さんは話始めた。