月城生徒会の正義
お父さんが話した事は、颯斗たちに対魔物対策課の幹部になって欲しい。
専門的部署だから、他の警察官と違い、公務員では無いため、本来やりたい職業に就ける事もO.K.。
しかし、公務員と同等の権力を持つ。…という事だった。
「冬哉さん。颯斗です。俺は構いません。俺を対策課へ入れて下さい。」と颯斗が言った。
「さくらです。わたしも魔物と戦う皆をサポートしたいと思います」さくら先輩。
「速水です。友人や家族を守る為なら。」速水先輩。
「海人です。俺の就く所は公務員である、警察です。…早く場所を見るためにも、そして、より多くの人を守る為に戦います。」長谷川先輩。
「澪です。わたしもさくら先輩と同じ後方支援ですが、戦う皆をサポートしたいと思います。…これ以上悪い方に行くことを防ぐ為にも。」澪…。
「私の答えなんて、聞かないでね?…次期当主の名を拝命した時から変わらないから。」と締めくくった。…魔物が存在する限り戦う、それが私の答え。
『分かった。ありがとう。皆。…今から家の方に車を出すからそれに乗って本部に来て欲しい。…じゃあ本部で待ってる』と言って電話は切れた。