月城生徒会の正義

「ここからは『公務員』と言っても所属が言えない人が多くいます。…この中で会った人の事は他言無用でお願いします。」歩きながら佐藤さんは言った。
…SATとかね。皆分かったらしく、頷いたり意思を示していた。

「皆さんは有事の時は言えますが、あまり使わないで下さい。この課は特殊な部署なので、警察内部では《警部》以上で無いと入れない事になっています。…さて、着きました。男性用の更衣室は突き当たりを左、女性用の更衣室は突き当たりを右です。──」とこの場所の利用方を説明され、制服があるので、一旦別れて着替えることに。

ー更衣室の中でー

自分のネームプレートがあるロッカーを開けると黒地に金のラインが入ったスーツだった。

靴は黒い皮靴。

着替えるとなんか二人と違う…。男性用まぁ、颯斗たちと合流しに行かなきゃ。

ー一方颯斗たちは。ー

俺は自分のロッカーを開けると黒地のラインが入ったスーツにネクタイだった。黒の皮靴か。

…すごい。全部ピッタリだな。

「会長、筋トレしてる?…腹筋割れてたけど。」と言ったのは長谷川。

「特にはしていない。ほら着替えたら早く行くぞ」と急かした。


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