月城生徒会の正義
ー時宮邸、リビングー
今日はお父さんもお母さんも遅いから二人きりで夕飯を食べ、マッタリとお茶を飲んでいる。…まだ、機嫌が悪い…。私は颯斗に自分の太ももをトントンとして膝枕のサインを出すと颯斗は私の太ももを枕代わりにした。暫くその格好で気持ち良さそうに颯斗は目を瞑ってたから、颯斗の髪を撫でて、そのまま颯斗は寝ちゃった…今日は戦闘有ったし疲れたよね…?と思い私が良く使うブランケットを颯斗に掛けた。
お休み。私の一番大切な愛しい人。と思いつつ颯斗のホッペにキスをした。
一時間位してから
「ただいま。」と二人の声が聞こえた。リビングの私たちの姿を見て、お父さんたちが言う前に
「颯斗、寝ちゃったから静かにね?」と小声で言った。お母さんは一旦リビングから出ていき、毛布を持って颯斗に掛けた。
「ブランケットだけだと風邪引いちゃうからね?」と小声で言った。
「ありがとう。お母さん。」と言うと、
「颯斗君。安心しきった顔をしてるわね…」とお母さんが言うとお父さんが
「それだけ雪奏を信頼しているから、だろ?」と言った。
颯斗は私の方に寝返りを打って穏やかな寝息を立てていた。