月城生徒会の正義
「熱がまた出たらどうするんだ?…心配なんだ。俺。だから今日だけは家に居ること。帰って来たら思いっきり甘えて良いから。な?」そう言うと雪奏は
「分かった…今日は家に居る。」と言った。
「じゃあ、朝飯行くか。」と言って部屋を出た
冬哉さんたちに『微熱がまだ続いてるから今日は休ませる』事を伝え、俺は学園に行った。
ー昼休みー
生徒会室で皆と昼飯を食べていた。…雪奏が居ないと味気無いな…そう思った。
ー対策課ー
今日は雪奏が居ないため冬哉さんが居るが…昨日出来なかった報告書を作り、雪奏が居ないと時間の流れが何時もより遅かった。
漸く帰る時間になり、荷物を早々に片付けると冬哉さんの車で帰る事にした。
雪奏の家に帰ると、タァン!!という音が聞こえた。冬哉さんも聞こえたらしく
「雪奏は弓技場に居るみたいだな。…颯斗君。迎えに行ってくれないか?」そう言った。
「分かりました。」そう言って弓技場に向かった。…音が段々強くなる。弓技場に着き雪奏を見ると弓を射る姿はとても綺麗で神々しかった
その姿に見惚れていた。