蜜は甘いとは限らない。【完】
Prologue




「初めまして、寺島拓哉です。

今日は貴方を攫いに来ました」








そう言って、向日葵のような笑顔をあたしに向けたあの時のことは、今でも忘れられない。





だってあたしはあの時、大きく人生を変えられたから。




そんなあたしは…………







アイツのことが、 大っ嫌い だ。





< 1 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop