♪〜誰を選ぶ?〜♪
「あるけど、今日はレコーディング優先だから。俺らのスケジュールのせいでこんなギリギリになっちゃってるし。雑誌の編集者の人もそこは了承してるし。」
と、楽夜。でも、これ以上3人には迷惑かけられない。
「……マネージャーさん、私のレコーディング最後にしてください。奏斗たちを先に。」
「和架!!」
マネージャーさんに頼んだのに奏斗に怒鳴られた。楽夜と流音が必死に奏斗をなだめてる。
「……和架ちゃん?俺らに迷惑だなんて思ってない?」
「……。」
「佐伯、あいつらは佐伯のことが心配なんだ。意地を張らずに一緒にいるうちにレコーディングやったらどうだ?」
何故か、マネージャーにも諭されてしまった。そして、また私はレコーディングに戻ることになった。