桜色の星
高校初めての登校!
服装よしっ! メイクよしっ!
いざ、出陣‼
ガラーッ 。。。
「お、おはよー!」
「......」
ガックシ。。。女子からの目線が冷たい
おまけに中学まで一緒だった子からも無視られてない⁈
あたしなんかしましたか⁈なんもしてないですよね⁈
「あいつ、マジむかつく。はやとくんの隣とりやがって!」
いやいやいやいやいや!
ツッコミどころ満載でっせ姉貴!
何故に私が怒られないといけないのですか⁉
全く、理不尽だよ~!
「ちょっと、おーいあんた大丈夫?」
「ん?あ。う、うん」
「うち、倉持 嘉穂っていうねん!かほってよんでなぁー!」
「うん!あ、私 望月 莉沙!」
「なんか、クラスの女子共がなんか言ってるみたいだけど、きにすんなぁ!」
「うん!ありがと‼」
きょう私に、大事な友達ができました!
「よーし!1限目始めるぞ~!」
授業も後半。睡魔が急に襲ってきた。
コクンッ...コクンッ...
「ふっ」
今 、笑われた⁈
「ん....?ぬわぁッ⁈」
「やっと起きた!」
「ち、近い!」
もう、あと1mm!
「なーんつって!だってりさ起きないんだもん!」
「なんで、私の名前を?」
「ふふっ。なんでだろうねー!」
「うっざっ!」
あぁ、しまったうっかり心の声が漏れてしまった!
「なんだとこのチビが!チーーービっ」
「はぁぁぁ⁈」
「ぬわぁぁぁぁぁ⁈」
「知らない!」
「知るか!」
「あ、」
「あ」
「ふっはははははっ!」
「なんだよ、お前おもしれーなっ!」
「はやとくんの方が‼」
「くん なんて いらねーぞ!」
「あ、うん‼」
そして、もう一人 私に 好きな人ができました。