絶体絶命!死のバトル
あたしがそう叫ぶと、放送室からお母さんが、血塗れの穂乃さんは、空中から出てきた。
2人とも、目が充血していて、今にも泣き出してしまいそうな表情だった。
「…呪いを……。解きましょう。あたし…覚悟はできてますから。」
あたしが言うと、皆は驚いたように
「覚悟!?」
「どういうこと!?」
と、口々に言い出した。
「言ってなくてごめんね。…言うの、…忘れちゃってたの!この呪いを特には…ね。」
ここで一息ついて。
「優勝チームからの、‘‘生贄”が必要だったの。」