絶体絶命!死のバトル

「皆様、まず、ご参加ありがとうございます。僕は、クラウディ。このゲームの司会者です。早速ですが、グループに分かれて頂きます。」

司会者…と言っても、ボイスチェンジャーを使った様な、聞きたくも無い機械声がしか聞こえない。

放送室から、放送しているのだろう。

司会者が言った途端、ステージの前に緑、赤、白…等と書かれたパネルを持ったスタッフが現れた。


「入場前にお配り致しましたカードの色が書かれているパネルの列に並んでください。3分以内でお願いします。」

司会者の声が聞こえ、参加者達は一斉に動き出す。

あたしも、動かなければ…

緑と書かれたパネルは、ここからとても近く、すぐ辿り着いた。

勿論、色んな人にはぶつかったのだが。

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