絶体絶命!死のバトル
現在時刻9時13分。
あと、2時間47分であのゲームが始まってしまう。
あたしは、メモ帳のページを一枚ちぎってアーテへの質問を書き留めておく事にした。
五分間で、なるべく聞ける分だけ…。
あたしが書き留めたのは、三つ。
一つ目は、あの女性の事。
二つ目は、誰が主催しているのか。
三つ目は、銃を持った兵士の事。
まず、このような事から、地道に質問していく。いきなり放送室の司会者とかを聞いたとしても、名前だけ教えられてしまったら、分からない。
「道香ー、降りて来なさーい」
母が遅いあたしを心配したのか、大声で呼んでいる。
「はーい」
あたしはメモ用紙をポケットにいれて、バッグを持って階下へ行く。
バッグには、ゲームの時一人だけ私服にならないよう、制服が入っている。
あの白い異空間で着替えれば問題ない。
重い荷物は、業者に持っていってくれるよう頼んであるので、今頃宿泊先のホテルだろう。
家を出て、車へ乗り込む。
エンジン音がして、車は空港へ向けて走り出した。
あと、2時間47分であのゲームが始まってしまう。
あたしは、メモ帳のページを一枚ちぎってアーテへの質問を書き留めておく事にした。
五分間で、なるべく聞ける分だけ…。
あたしが書き留めたのは、三つ。
一つ目は、あの女性の事。
二つ目は、誰が主催しているのか。
三つ目は、銃を持った兵士の事。
まず、このような事から、地道に質問していく。いきなり放送室の司会者とかを聞いたとしても、名前だけ教えられてしまったら、分からない。
「道香ー、降りて来なさーい」
母が遅いあたしを心配したのか、大声で呼んでいる。
「はーい」
あたしはメモ用紙をポケットにいれて、バッグを持って階下へ行く。
バッグには、ゲームの時一人だけ私服にならないよう、制服が入っている。
あの白い異空間で着替えれば問題ない。
重い荷物は、業者に持っていってくれるよう頼んであるので、今頃宿泊先のホテルだろう。
家を出て、車へ乗り込む。
エンジン音がして、車は空港へ向けて走り出した。