絶体絶命!死のバトル
朝ご飯を食べ、時計を見る。
登校まであと少し時間がある。
「お母さん、ごちそうさま。制服に着替えて、登校まで部屋に居るね。」
「えぇ。道香、お母さん仕事行くから、戸締りよろしくね。道香は優秀だから、安心できるわ。」
…安、心…ねぇ。
何もしなくてもいいから、楽って事じゃないの?
あたしは、そう思ったけどこらえて、作り笑いを出した。
それから母を見送り、戸締りをする。
部屋に戻ってクローゼットを開ける。
キキィッと耳障りな音がして嫌な気分 がする。
制服に着替えて、ベットに寝転ぶ。
机の上にある携帯を取ろうと、また体を持ち上げる。
…?
机の上にある、真っ白な封筒。
送り主は…、学校。