恋…oneSEASONS

りゅうside

お祭りの会場は賑わっていた


俺のたい焼きやは、行列ができていた…


『立石くん!!覚えてる!?』
ってやけに化粧のこいい女子高生が話しかけてきた


でも、俺の名字知ってるってことは…たぶん知り合い!?


俺が首をかしげたら、
『中学一緒だった桜井のぞみ』

って言われて…

しばらくかんがえた…

『あー!!わかんなかったわー久しぶり』


桜井ってもう少し暗いイメージの…

まぁ女子は化粧で変わるからな…


にしてもおせーな…美姫は…


って思っていると聞き覚えのある声がしてきた

りょうこちゃんが見えた

でも、他の高校の男子に囲まれて…


美姫が困った顔していた…


俺は屋台を飛び足して美姫のとこに行った

『美姫こい!!』
って手を出すとその手を握った

俺はそこから美姫を連れ出して自分の屋台の後ろに座らせた…


たい焼き焦がしちまったよ…


やベーな…

作り直して…

お客がたいぶはけた頃


後ろの美姫に
『暇だったろ!?ごめんな』

『うんう!りゅうの近くにいられて嬉しかったよ!!それにかっこよかった!!』

って笑った

めっちゃかわいいわー!! マジでヤバイ美姫の笑った顔


『そっかぁ~?まぁそう言ってくれたらありがたいけどな♪』

って軽く美姫にキスをした
美姫は恥ずかしそうにしていたけど、
その顔も全部が最高にかわいかった…



俺の屋台のとこに
兄貴にが様子を見にきた…


『よーりゅうどうだ~
ってそのねーちゃんどうしたの!?』

兄貴に
『俺の彼女ッス』
って言うと

『始めまして…岩本美姫です
よろしくお願いいたします』
って頭を下げて


『おいりゅう!!』
って耳もとで

『マジでかわいいじゃんおい!ワシにもさわらせんかい』
って

『えっ?』

『えっ?じゃねーだろが…兄貴の言うことは絶対やからな』

って不適に笑って

『じゃぁまた』
『ねーちゃん今度は二人で会おな』

って去っていった…


俺は美姫を見た

『怖そうだね…』
って

そんな美姫を引き寄せて…

『大丈夫!俺が守るから』
って行ったけど、どう守ればいいのか…全くわからない…


あの人は無かくちゃなひとだがら


ほんとに美姫をどうにかしてしまいそうで…怖くなった…



美姫だけは守るってどんなことでもするって決めた…




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