花びら1まい



今日の夜ご飯は、なにかなーっなんて考えながら弓や矢を片付けて行く。


それを考えなくっちゃまだ余計なことばかり考えちゃう。


「菜花っ!!」


「里穂?どうしたのー?」


「あのね、今日、棗と一緒に帰るから、先に帰ってていいよ。
ごめんね!」


「うん、わかったー
ちゃんと早瀬に送ってもらうんだよ?」


里穂は、
えー、里穂の顔じゃ襲われないってー笑
と言って片付けに戻っていった。


里穂に、悪気があるわけじゃないのなんて、わかってる。
変な感情出てくるな。
こんな、こんな汚い感情なんてなくなっちゃえばいいのに。醜い。


「菜花、がんばるねー。
里穂なんなのよ。菜花。もう今日の帰りは色々と聞くよ!」


「あっは。
ちーちゃん、ツンデレしなくていいよ」


「してない」
「した」
「してない」


「もう、どっちでもいいよー」
「菜花、私は菜花のこと大好きだからね」
「レズ的趣味はないんで.....」









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