私の彼氏は無関心な僕系男子
好きな人
「し、島野ちょっと早いよ…」
こうして連れてこられたのは学校の図書室。
「ここなら冷房も効いてるし、ゆっくり話ができるでしょ」
「え、っと…そうだけど…」
でも私自身、まだ気持ちの整理ができてない。
島野の今までの行動全部、私には理解できないよ。
「し、島野…?」
「ん?」
島野は図書室の奥のほうの席に座って、こちらに手招きしてくる。
…あ、”ここに座れ”ってことかな。
島野の隣の席に座る。
それで、一番の疑問をぶつけた。
「植野さんが好きなんじゃないの…?」
それもあって別れたよね…?