私の彼氏は無関心な僕系男子
「もしもし?」
少し疑問に思いながらも、電話にでる。
<今日はウザったいほどのラブラブっぷりをどうも>
なんて言葉が返ってきた。
…第一声がこれかよ。
「それで?何の用?」
<あーそうそう、今日結愛いなかったから言っとくけど、あんた追試だよ。明日>
「つっ、追試!?」
<そーそー夏休み前のテストあったでしょ?アレのね>
「う、嘘だ…」
<ご愁傷様。じゃーね>
純香はそれだけ言って電話を切った。
補習なら受けたことあるけど…
追試はめんどくさいよ…。
今日は、いちおう勉強しとかなきゃなぁ…。