私の彼氏は無関心な僕系男子

「今日ここに集まった中には、自分の意志で参加したものもいる。



どうしてもわからなかったら最後の悪あがきとしてそいつに聞いてもいいからな」





皆の視線が一気に植野さんに向かう。





「じゃあ、１０分後に追試を開始するから、それまでに準備をしておくように」






その声とともに、教室がざわつき始める。






「はぁぁ～」


そのため息とともに私は机にうつぶせになった。





いくら勉強したってわかんないものはわかんないんだよなぁ…。






だって授業聞いてないんだもん。


そりゃあわかんないよね。








はぁぁ……



もっと頭がよかったらなぁ…






私も島野に教えてもらいたかったなぁ………。




なーんて…………







…………………。




















「はっ！」