私の彼氏は無関心な僕系男子
<いや、諸問題はそこじゃなくてね?
追試で寝るとかほんとありえないから>
…ですよねー…。
正論過ぎて何も言い返せない。
<ったく…花風さんからやっと電話かかってきたと思ったら…>
「うっ…ごめん…なさい」
”やっと”って、番号交換してから少ししかたってないし…。
<じゃあ、追試終わったら電話してよ、そしたら迎えに行くから
それでいい?>
しまのは若干あきれつつも、そんなことを言ってくれた。
「行ってくれるの!?」
<当たり前でしょ>
島野のその言葉が嬉しくて、再追試もがんばれそう、だなんて思っちゃうんだ。