私の彼氏は無関心な僕系男子

ありがとう。



中山。…ありがとう。






「し、島野！」




島野歩くの速い…！ていうかなんであそこに！？




「島野！」



島野は一向に止まってくれない。



いろいろ疑問あるけど！


でも今はとにかく、私の気持ちを…伝えたい！





「絢斗！！！」



ピタッ


島野の動きが止まる。



ち、ちょっと恥ずかしいけど…これしか手段が思いつかなかったんだもん。





「あ、あのね…」


やばい。目頭が熱くなる。



泣いちゃったら…やだな。