私の彼氏は無関心な僕系男子
ちょっとは頼って
「あ~つ~い~」
もう季節は初夏。
梅雨も終わってもう7月。
衣替えしたとはいえ、暑さはあまり変わらないのが事実。
「あっ!島野アイスもってんじゃん!」
島野と付き合って1か月くらいたって、島野と過ごすにも慣れてきた今日この頃。
「自分で買ってよ」
「えぇー…」
島野も最初のころに比べて話す回数が増えたと思う。
今はちゃんと会話もできてるし、それに何も話さないでただそこにいる空間ってのにも、慣れてきた気がする。
「ちょっとだけ!ちょっとだけだから!」
島野の左手にはカップ。
そのなかにはバニラアイスが。