★☆限りなく遠い星☆★
外から見た星雲ステイションはコントロールタワーを中心に、動力タワーや通信タワー、その他のタワーが透明な円筒形通路で放射状に結ばれていて、宇宙に浮かぶ巨大な島宇宙のような形をしている。その巨大さに夕は圧倒されていた。
「他にも、このようなタワーステイションがあるんですか?」
「ええ、もっと大きなタワーステイションが他の星雲にあるわ」
夕は操縦席の上の、一番大きなモニタ画面が気になった。
「あの画面はなんですか?真中にこの飛行艇が移っているみたいだけど」
「ああ、これね。ちょっと待って」
エツミはポケットからリモコンユニットを取り出し、画面下のWS(ワイドスコープ)という文字に向けた。次の瞬間、画面が変わり、中央にステイションが、その周りに主な星雲や島宇宙が現れた。
「これはね。星雲間ポジショニングシステムといって、どこへ行っても、今自分がどこにいるのか、すぐ分かるシステムなの。大昔のGPSと原理的には同じね。」
「へー。エツミさん、すごくいろんなことを知っているんですね。あのー、専門は何ですか?」
「宇宙航行学よ。でも、まだまだ分からないことだらけで」
「すごいですね。感心しちゃう」
「他にも、このようなタワーステイションがあるんですか?」
「ええ、もっと大きなタワーステイションが他の星雲にあるわ」
夕は操縦席の上の、一番大きなモニタ画面が気になった。
「あの画面はなんですか?真中にこの飛行艇が移っているみたいだけど」
「ああ、これね。ちょっと待って」
エツミはポケットからリモコンユニットを取り出し、画面下のWS(ワイドスコープ)という文字に向けた。次の瞬間、画面が変わり、中央にステイションが、その周りに主な星雲や島宇宙が現れた。
「これはね。星雲間ポジショニングシステムといって、どこへ行っても、今自分がどこにいるのか、すぐ分かるシステムなの。大昔のGPSと原理的には同じね。」
「へー。エツミさん、すごくいろんなことを知っているんですね。あのー、専門は何ですか?」
「宇宙航行学よ。でも、まだまだ分からないことだらけで」
「すごいですね。感心しちゃう」