★☆限りなく遠い星☆★
夕はびっくりして目を見張った。身体は動物図鑑で見たことのある水牛で、首から上は鷹の頭をした奇妙な動物が次から次へと地響きを発てて通り過ぎて行く。
「こわい!」
夕はダイジュの手をしっかりと握り締めた。
「夕さん、ちょっと通信所へ行って航宙艇を呼んで来ますから、ここで少し待っていてください」
「ちょっと恐いけど、でも、大丈夫?」
「ええ、すぐに戻ってきます」
ダイジュは突進してくるバーダイの間をポンポンとジャンプしながら通信所に向かった。
夕のすぐ後の木の枝から、チリンチリンとナオっちの鈴の音が聞えた。
「ああ、ナオっち?どこにいるの?」
その時だった。一頭の大きなバーダイが夕のいる木の幹に衝突した。
ドシーン。メリメリメリ。
「あーっ」
夕は悲鳴をあげて後ろに倒れ、そのまま頭から落下した。
「にゃー」とナオっちのこえ。
その瞬間、ナオっちの目が青白く光ったかとおもうと夕のからだがピカーっと輝き、その姿が消えた。地面に衝突する直前だった。
「こわい!」
夕はダイジュの手をしっかりと握り締めた。
「夕さん、ちょっと通信所へ行って航宙艇を呼んで来ますから、ここで少し待っていてください」
「ちょっと恐いけど、でも、大丈夫?」
「ええ、すぐに戻ってきます」
ダイジュは突進してくるバーダイの間をポンポンとジャンプしながら通信所に向かった。
夕のすぐ後の木の枝から、チリンチリンとナオっちの鈴の音が聞えた。
「ああ、ナオっち?どこにいるの?」
その時だった。一頭の大きなバーダイが夕のいる木の幹に衝突した。
ドシーン。メリメリメリ。
「あーっ」
夕は悲鳴をあげて後ろに倒れ、そのまま頭から落下した。
「にゃー」とナオっちのこえ。
その瞬間、ナオっちの目が青白く光ったかとおもうと夕のからだがピカーっと輝き、その姿が消えた。地面に衝突する直前だった。