★☆限りなく遠い星☆★
エツミの話が続く。
「救助艇が到着したとき、ダイジュのお父さんとお母さんは既に息が絶えていたの。ダイジュは命だけは助かったのね。でも、元の身体に戻ることはできなかった。それでアンドロイドとして生きていくことになったの」
「かわいそうなんですね、ダイジュさん・・」
夕の目に涙が光った。
コントロールセンターを出たエツミと夕はカフェテリヤでなにか飲むことにし、入り口から入ってトレーを手にした。エツミはコーヒーを、夕はパインジュースをとって後ろを振り向くと、キャプテンのシンジとジョーの二人が手を振って自分たちのテーブルを指さしている。
「エツミさん、夕さん、こちらへどうぞ」
エツミと夕がシンジたちのテーブルに近づくと、二人は立ち上がって椅子をうしろに引いた。
「エツミさんはこちらへどうぞ」とジョー。
「夕さん、はい、ここの席へ」シンジが夕を座らせた。
「どうもありがとう」
エツミと夕が腰をかけると、シンジが切り出した。
「今回はちょっと大変な旅になるな」
「ネル星人の領域ってそんなに危険なの?」
「救助艇が到着したとき、ダイジュのお父さんとお母さんは既に息が絶えていたの。ダイジュは命だけは助かったのね。でも、元の身体に戻ることはできなかった。それでアンドロイドとして生きていくことになったの」
「かわいそうなんですね、ダイジュさん・・」
夕の目に涙が光った。
コントロールセンターを出たエツミと夕はカフェテリヤでなにか飲むことにし、入り口から入ってトレーを手にした。エツミはコーヒーを、夕はパインジュースをとって後ろを振り向くと、キャプテンのシンジとジョーの二人が手を振って自分たちのテーブルを指さしている。
「エツミさん、夕さん、こちらへどうぞ」
エツミと夕がシンジたちのテーブルに近づくと、二人は立ち上がって椅子をうしろに引いた。
「エツミさんはこちらへどうぞ」とジョー。
「夕さん、はい、ここの席へ」シンジが夕を座らせた。
「どうもありがとう」
エツミと夕が腰をかけると、シンジが切り出した。
「今回はちょっと大変な旅になるな」
「ネル星人の領域ってそんなに危険なの?」