★☆限りなく遠い星☆★
「実際、行ってみなければ分からないのね」
「はい、でもきっと夕さんはご家族やお友達に会えますよ。いつも、そう祈っています。それから、プランテイションタワーにご案内できなくなって、ほんとうにすいません」
「いいのよダイジュさん、ありがとう。ダイジュさんってほんとにやさしいのね」
「それでは、ペルセウスに着いたら、またお会いしましょう。グッドラック」
「グッドラック。じゃあ、またね」
ダイジュと握手をかわして別れた夕の手のひらに、ダイジュの手のぬくもりが残った。通路を行く二人の頭上には、あの大星雲が何千万という星々を従えてキラキラ輝いている。
部屋にもどった夕は、ナオっちのことが気になり探し始めた。
「ナオっち、どこにいるのナオっち?」
あちらこちら探し回ったがナオっちの姿はどこにも無かった。
「まったくもう、探し始めると居ないんだから」
もうこれ以上探している余裕は無い。
出発の40分前、エツミは夕とともに星雲間航宙艇の司令艇に乗った。
司令艇にはミカサ長官とキャプテンのシンジ、機関ミッション・スペシャリストの木村達也、監視ミッション・スペシャリストのリンダ・ハンスン、通信ミッション・スペシャリストのマイク・ウイリアム、それにエツミと夕のほかにシンジとともにケンタウルスから来た訓練生の一人金城ヒロキと三十四人の専門クルー、22人のアンドロイドそして15体のロボットがそれぞれ乗船した。
また、1号艇には、キャプテンのジョーと二十七人のクルーおよび訓練生の一人トム・ヤムクン、それに25人のアンドロイドと17体のロボットがそれぞれ乗船した。同様に、2号艇から6号艇でも乗組員の搭乗が完了した。
いよいよ出発の時間になり、輸送タワーの出口が徐々に開き始めた。
「はい、でもきっと夕さんはご家族やお友達に会えますよ。いつも、そう祈っています。それから、プランテイションタワーにご案内できなくなって、ほんとうにすいません」
「いいのよダイジュさん、ありがとう。ダイジュさんってほんとにやさしいのね」
「それでは、ペルセウスに着いたら、またお会いしましょう。グッドラック」
「グッドラック。じゃあ、またね」
ダイジュと握手をかわして別れた夕の手のひらに、ダイジュの手のぬくもりが残った。通路を行く二人の頭上には、あの大星雲が何千万という星々を従えてキラキラ輝いている。
部屋にもどった夕は、ナオっちのことが気になり探し始めた。
「ナオっち、どこにいるのナオっち?」
あちらこちら探し回ったがナオっちの姿はどこにも無かった。
「まったくもう、探し始めると居ないんだから」
もうこれ以上探している余裕は無い。
出発の40分前、エツミは夕とともに星雲間航宙艇の司令艇に乗った。
司令艇にはミカサ長官とキャプテンのシンジ、機関ミッション・スペシャリストの木村達也、監視ミッション・スペシャリストのリンダ・ハンスン、通信ミッション・スペシャリストのマイク・ウイリアム、それにエツミと夕のほかにシンジとともにケンタウルスから来た訓練生の一人金城ヒロキと三十四人の専門クルー、22人のアンドロイドそして15体のロボットがそれぞれ乗船した。
また、1号艇には、キャプテンのジョーと二十七人のクルーおよび訓練生の一人トム・ヤムクン、それに25人のアンドロイドと17体のロボットがそれぞれ乗船した。同様に、2号艇から6号艇でも乗組員の搭乗が完了した。
いよいよ出発の時間になり、輸送タワーの出口が徐々に開き始めた。