★☆限りなく遠い星☆★
「長官、5号艇と6号艇からNX492に到着との連絡が入りました」
シンジがミカサ長官に報告した。
「うむ、至急次のワープの準備をするようにと伝えてくれ」
「はい」
シンジが機関ブースに向かって聞いた。
「ワープエネルギーは?」
「はい、あと11分で蓄積完了です」
「残念だが時間がない。捜索を打ち切る」とミカサ長官。
ついに引き上げの合図が司令艇から出され、救命ボートは司令艇に戻った。
監視ブースでレーダースコープを見つめていたリンダが叫んだ。
「キャプテン、敵攻撃機が接近中です」
その時、右手から赤い光の尾を引きながら何かが司令艇めがけて飛んきた。
「敵ミサイル右40度」
「応射!」
デビッドがレーザー銃の引き金を引いた。右前方で爆発が起きた。
「やったー」とヒロキ。
その瞬間、爆発の煙の中を後方から2発目のミサイルがつき抜けてきた。
「あっ、あぶない!」
ドカーンと爆発音が聞こえ、司令艇が大きく揺れた。艇内の赤色ランプがチカチカ点滅し、ブザーが鳴り響いている。ミカサ長官がシンジに聞いた。
「被弾したか?」
「いえ、大丈夫です」
「ワープまであと何分だ?」
「あと4分です」と木村。
息詰まる瞬間が流れた。リンダがまた叫んだ。
「あっ、前方からミサイル!」
もう一発のミサイルが煙の中から急に現れ、コクピットをめがけて飛んできた。
「危ない!」とエツミ。
その時、夕の抱いていたナオっちの目がピカーッと青く光った。その瞬間、司令艇全体が青白い光に包まれ、消えた。残った光の真中を一発のミサイルが突き抜けていった。
シンジがミカサ長官に報告した。
「うむ、至急次のワープの準備をするようにと伝えてくれ」
「はい」
シンジが機関ブースに向かって聞いた。
「ワープエネルギーは?」
「はい、あと11分で蓄積完了です」
「残念だが時間がない。捜索を打ち切る」とミカサ長官。
ついに引き上げの合図が司令艇から出され、救命ボートは司令艇に戻った。
監視ブースでレーダースコープを見つめていたリンダが叫んだ。
「キャプテン、敵攻撃機が接近中です」
その時、右手から赤い光の尾を引きながら何かが司令艇めがけて飛んきた。
「敵ミサイル右40度」
「応射!」
デビッドがレーザー銃の引き金を引いた。右前方で爆発が起きた。
「やったー」とヒロキ。
その瞬間、爆発の煙の中を後方から2発目のミサイルがつき抜けてきた。
「あっ、あぶない!」
ドカーンと爆発音が聞こえ、司令艇が大きく揺れた。艇内の赤色ランプがチカチカ点滅し、ブザーが鳴り響いている。ミカサ長官がシンジに聞いた。
「被弾したか?」
「いえ、大丈夫です」
「ワープまであと何分だ?」
「あと4分です」と木村。
息詰まる瞬間が流れた。リンダがまた叫んだ。
「あっ、前方からミサイル!」
もう一発のミサイルが煙の中から急に現れ、コクピットをめがけて飛んできた。
「危ない!」とエツミ。
その時、夕の抱いていたナオっちの目がピカーッと青く光った。その瞬間、司令艇全体が青白い光に包まれ、消えた。残った光の真中を一発のミサイルが突き抜けていった。