運命の人はだ〜れ?
運命の人はだ〜れ?
「うわぁーー!遅刻する〜!」

朝から、バタバタ走っていると…

「ほら!学校遅刻するよ⁈早くしたくし
なさい!」

と、お母さんがガミガミ言う。

なにが早くしたくしなさい!だよ。

遅刻しそうって分かってるのに起こして
くれなかったくせに〜っ!

心の中でそうつぶやく…

「もう!行ってきます‼︎」

朝からイライラして、電車のホームでス
マホをだそうとすると…


「アレ⁈ない⁈家に忘れたっけ⁈」

ガサガサ探していると、電車がきた。

うそ⁈落としたかも⁈でも、この電車に乗らなきゃ、確実に遅刻だ…


スマホ落としたなんて、お母さんに知られたら…

やばばばっ!

青ざめて、焦っていると男の子が声をかけてきた。

「あの…」

すごく、スタイルが良くて、モテそうな
男の子だった。



「コレ、落としました?」

その男の子が持っていた物は…

あっ!あたしのスマホ!

「すいません。それ、あたしのです!」
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