運命の人はだ〜れ?
男の子は、黙ってあたしにスマホを渡してくれた。

「あ。バックあいてるよ。気をつけな」

「え?あ、本当だ!ありがとうございます!」

やっば。朝、急いでたから、開け放しで
来ちゃったんだ!

「またね。」

「本当にありがとうございました!」

あたしは、おじぎをして、急いで電車に乗った。

ん?あの男の子またねって言ったけど…

ま、いっか…

ふぅー。スマホ拾ってくれた人が、いい人でよかったぁー


あの制服、どこの学校だろ?
そう疑問に思いながら、バックをしめた
< 2 / 10 >

この作品をシェア

pagetop