運命の人はだ〜れ?
一番今、会いたくないのに…

うわーぁん!神様のバカー!
心の中で、叫ぶ。

「久しぶり」

「うん」

一ノ瀬 隼人 サッカーが得意。
あたしの、幼稚園からの幼なじみ。
そして、1年前の元彼。


あたしは、混乱して、

「学校、楽しい⁈」

あーー…。何言ってんのぉー!あたしのバカー!

「うん。すっげー楽しい!」

「そっか」

隼人は、1年前のことなんて、もう気にしてないか…

「でも、音羽がいたらもっと楽しい。」

え…何言ってんの?

「どした…?」

ギュ

隼人があたしを抱きしめてきた。

「ちょと⁈マジで、どした?」

「もっかい、付き合わない?俺、まだ音羽の事好きなんだ。」

「……」

今さら、言っても遅いよ…

「待って。考えさせて。」

「うん。分かった。」

あたしは、すぐに家に入った。
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