暴走族と子持ち
「おはよー・・・ふあああ・・・お前は今日も元気だなあ・・・」
久しぶりの早起きのせいでまだ眠い俺はあくびをしながら言う
「なんだよー!久しぶりの学校だぞ!?テンション高めでいこうぜ!!」
そう言いながら俺の背中をバシバシたたくこいつ
いい加減痛いからやめてもらいたい
「いたいから!!てか学校とかだりいわ!!」
そう言って隼人の手を払う
「相変わらずだなあーどうせ授業さぼるんだろー?」
「たりめーだ」
俺たちは授業をあんまりうけない
屋上で授業をさぼるのが日課だ
「そんなにさぼっていいのかよー?進級できないぞー?」
そう言ってほっぺを突きだす隼人
「やめろ!俺は授業受けなくたってテストの点数いいからいいんだよ!お前じゃないんだから!」
そう言うと隼人は
「う、うるせーよ!!しょうがないだろ!?わからないんだから!てか、どうしてお前は授業受けなくてもわかるんだよ!?」
顔を赤くして怒る隼人
「教科書みればわかるだろ?」
俺はそう言いながら鼻で笑ってやった
「あーはいはい。くそ、おれもその言葉言ってみたいわ」
という言い合いをしながら学校まで歩いて行く。これも日常だ