恋愛禁止(ホラー)
「やっぱりあの噂が気になるの?」


「うん……」


「それって、噂とお風呂の気持ち悪さがリンクしているからだよね?」


いろはちゃんの言葉にあたしは「そうだね」と、頷く。


すると、いろはちゃんは何かを思いついたように突然箸を置いた。


「だったらさ、お風呂が楽しくなればいいんじゃないかな!?」


「へ……?」


いろはちゃんの予想外の言葉にあたしは目をパチクリさせる。


「たぶんね、ツムギちゃんは噂を気にし過ぎているせいでお風呂の1人の時間が怖くなっているんだよ」

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