恋愛禁止(ホラー)
そう考えると、あたしを引きずった何かは1つしかなかった。


「髪の毛……」


あたしは小さく呟く。


いろはちゃんと伊達先生が怪訝そうな表情を浮かべた。


詮の下から髪の毛が伸びてきていたとすれば、ゆっくりゆっくりお湯が減って行く理由も頷ける。


やっぱり、あの2人はあの女に呪い殺されたんだ……!

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