恋愛禁止(ホラー)
そう答え、あたしは真っ黒なページを開く。
「なんだって?」
あたしは伊達先生から聞いた噂と、女子寮と男子寮を繋ぐ道を見つけたことを竜季に説明した。
そして、ついさっきの出来事も。
「このページを塗りつぶした人物は、彼女の恋人よ。
彼氏の方は2人で閉じ込められた後彼女を殺害し、自分だけ助かった。
きっとその時に遺体を回収したの。だから地下に彼女の骨はなかった。
そして彼氏の方はきっと今でも生きている」
「でも、どうして殺害する必要があるんだよ。
地下を作るくらい好きだったんだろ」
竜季にそう言われ、あたしはファイルを閉じた。
「わからない……」
そう答え左右に首をふる。
「なんだって?」
あたしは伊達先生から聞いた噂と、女子寮と男子寮を繋ぐ道を見つけたことを竜季に説明した。
そして、ついさっきの出来事も。
「このページを塗りつぶした人物は、彼女の恋人よ。
彼氏の方は2人で閉じ込められた後彼女を殺害し、自分だけ助かった。
きっとその時に遺体を回収したの。だから地下に彼女の骨はなかった。
そして彼氏の方はきっと今でも生きている」
「でも、どうして殺害する必要があるんだよ。
地下を作るくらい好きだったんだろ」
竜季にそう言われ、あたしはファイルを閉じた。
「わからない……」
そう答え左右に首をふる。