恋愛禁止（ホラー）

☆☆☆

相変わらずおいしい料理をお腹いっぱいに食べて、お皿洗いを手伝ったあと、あたしはようやく部屋に戻ってきていた。


お皿の量が思ったよりも多くて、部屋に戻るとパジャマを着たいろはちゃんがゲームをしていた。


「ただいまぁ」


「あ、おかえりツムギちゃん。さっき先輩がお風呂から出てきて『次に入りなさい』って札を置いて行ったよ」


そう言い、いろはちゃんがお風呂の札を差し出してくる。


「あ、ありがとう。あたしも早く入ってこなきゃね」


「うん」


さっき食べ終えたばかりでお腹は苦しかったけれど、他の人たちを待たせるワケにはいかない。


あたしはすぐにお風呂の準備をしたのだった。