天然ちゃんと俺様くん
うーん、進めないー……
「んぎゃあっ」
あたしはあまりの人の多さで
外に押し出されてしまった。
い、痛い…
「大丈夫か…?」
手を差し出され上を見上げると
そこにはかっこいい男の子がいた。
ほ~、かっこいいなあ
なんて思っていると腕を
引っ張られ立ち上がらせて
くれた。
なんか、周りの女の子たち
顔赤いなあ…
そっかあ、この男の子が
かっこいいからかあ。
なんてあたしは一人で
納得をしていた。