Devils of killing
しかし、少女は倒れなかった。
その代わりーー
「パパ??パパ???」
「クククククッッ
愛娘のために庇って撃たれたかっっ
クククククッッはははははー」
男は狂ったように笑っていたーーー
そのころ少女は...
「パパ???ママ???
何で寝てるの???起きてっ???起きてよ
服真っ赤かだよ??何で??ねぇっ??」
その少女の父は、最後の力を振り絞り少女の頬に触れて...
「ゆ....み.....い...き....ろ......
パパ....ゆ...み...が............だ.....」
そう何かを言いかけたまま少女の
頬から手は離れ、目を閉じた.....
その目は、開くことはなかった...