桜散る夢 ~愛を誓う~



?「おい、おまん!大丈夫かぜよ。」


零「(っ...俺は、あのとき


死んだんじゃ?


にしても、この喋り方...誰だ?)」


目を開くと、見知らぬ男がいた。


近づいて来る男に零が体を動かすと、


激痛が走った。


零「来んな!つってぇ!!」


?「あんまし、動かんほうがいいき。


怪我しとるきに、


ワシがつれていっちゃるにゃ!」


その男は零に手を伸ばした。


その瞬間、真也とその男が被って


零の体は震えた。


零「さっ触んな!!」


?「怯えんでいいにゃ。


ワシは才谷梅太郎じゃ。


といっても話せる状態じゃないのう。


痛いが、少し我慢してくれにゃ。」


零「っ?!なっ!!っ...。」


才谷は零に手刀を入れて気を失わせると


零を担いで、店の中に入っていった。


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