桜散る夢 ~愛を誓う~



零「...そろそろ終わらせるか。

受けるのも楽じゃないんでね。」


平山「馬鹿に...

するなっ!!」


何度も竹刀をぶつけてくる平山に向って

さばきつつ零は言った。


零「確かお前、1番隊だったよな...。

ふっ、じゃあ

この技で終わらせてやる。

...気絶するなよ?」


ドスッ!!


平山「っ?!

がはっ!!」


原田「っ!!

...一本。」


土方「...今の技は...」


沖田「僕...の...

三段突き...。」


普通の者には1つの突きにしか見えない

沖田の必殺技を、

零は意図も簡単に放った。


平山は仰向けに倒れ、気絶した。


零「やり過ぎたか?

軽く半分の力だったら大丈夫だったと

思ったんだか...。

なぁ土方さん、

まだ隊士としては認められねぇのか?」


< 36 / 44 >

この作品をシェア

pagetop